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2007年08月24日

許すな飲酒運転!アルコールインターロック


(西日本新聞より引用)

許すな飲酒運転・「3児死亡」教訓に=酒気あればエンジンかからず 車のロック普及加速 市役所や企業導入

 ●国交省 ガイドライン策定へ

 一定値以上のアルコールを検知すると、車のエンジンがかからない飲酒運転防止装置「アルコールインターロック」の普及に向けた動きが、先進地の欧米のみならず、国内でも加速し始めた。昨年8月に福岡市東区で起きた三児死亡事故を機に、北九州市が公用車に試験導入したのをはじめ、トラックに設置した民間運送会社もある。国土交通省も年内をめどに技術的ガイドラインの策定に乗り出した。

 午前8時半、北九州市役所の地下駐車場。環境パトロールカーに乗り込んだ市職員(64)はエンジンキーを回し、検知器に息を吹き込んだ。数秒後、呼気中のアルコール濃度が表示され、エンジンは無事始動。職員は「前の晩に飲酒してもチェックできる。これなら安心」と笑顔だ。

 同市は日産自動車と提携し、今月から公用車2台にインターロックを試験導入した。半年間、運転者の飲酒・食事内容とアルコール計測値を記録しながら、検知精度や使い勝手などを試す。これまでにエンジンがかからなかったことはない。同市の加藤賢次安全・安心課長は「運転前日は晩酌を減らすなど職員の意識も高まっている」と、意識改革の面でも効果を感じているという。

 日産広報室も「三児死亡事故が技術開発を加速させた。飲酒運転防止は自動車メーカーとしてのCSR(企業の社会的責任)」と意気込む。

 ■道交法より厳格

 神戸市の運送会社「ダイワ運輸」も三児死亡事故を機に、自主的にトラック約90台にアルコールインターロックを取り付けた。アルコール反応基準は、道交法の酒気帯び運転に当たる「呼気1リットル当たり0.15ミリグラム」よりも厳しい「0.047ミリグラム」に設定している。

 費用は1台当たり約17万円かかるが、呉宣男常務は「運送会社にとって飲酒運転は致命的なダメージになる。飲酒運転防止が結果的に従業員の生活を守る」とし、いずれは所有する全約200台に設置する計画という。

 ■不正防止が課題

 国交省は1月、社団法人日本自動車工業会などとともにアルコールインターロックの技術的ガイドラインの年内策定を目的に検討会を発足。今月2日にはアルコールインターロックの仕組みを破る不正使用防止などを課題に、製造業者からの聞き取りも行った。

 民間団体の動きも活発で、飲酒運転撲滅を訴えている特定非営利活動法人(NPO法人)「MADDジャパン」(飯田和代代表)は、道交法改正による商用車や飲酒運転常習者の車に対するアルコールインターロックの設置義務化を提言。10万人を目標に賛同署名を集めて関係官庁に要請する方針で、飯田代表は「国は設置者に助成金を出すぐらいの気迫で導入をリードしてほしい」と望んでいる。

posted by 飲酒運転インターロック at 08:12| アルコール・インターロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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