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2007年08月08日

日産の飲酒運転防止技術、レベルに合わせた対応で煩雑さを払拭

なかなか工夫がいっぱいですね。飲酒運転防止機能も、エアバッグのように車の標準装備になる日がくるような気がしますね。

(carview newsより引用)

 日産は同社の追浜事業所(神奈川県横須賀市)で、先進技術説明会を実施した。同説明会では、現在日産が研究開発を進めている安全および環境に関わる技術の一端が公開された。今回はその中の、飲酒運転防止技術に触れたい。

 まず日産では、飲酒運転をする人間にレベルがあると考えている。大まかに分けると、「飲酒運転は悪いという認識を持ち、普段は飲酒運転をしないが、魔が差す、何かのきっかけで飲酒運転をしてしまう層」、「あまり罪の意識がなく飲酒運転を行う常習者」、「自分の意志では飲むことをやめられないアルコール依存症」の3つになる。一言で飲酒運転といってもレベルがあり、それぞれに適した対応が必要だろうというのが日産のスタンスだ。

 飲酒運転は悪いという認識を持ち、普段は飲酒運転をしない層には、カーナビの画面を通じて飲酒運転防止を呼びかける「NAVI安全運転リマインダー」を、常習者にはアルコール検知のほか車両挙動やカメラを通じてドライバーの状態を分析する「飲酒運転防止コンセプトカー」を、アルコール依存症には、「アルコールインターロックシステム」といったように、リマインド→警告→強制停止と徐々に対応を厳しくする。

 開発者いわく、「普段飲酒運転をしないドライバーに対して、毎回アルコール・インターロックキーに息を吹き込んでくださいということになると、ドライバーにとっては非常に面倒で負担になるわけです。できるだけ煩雑でないシステムの開発を進めています」ということで、実用性と抑制力のバランスを考えれば、「飲酒運転防止コンセプトカー」に搭載している技術が有望といえるだろう。

 さて、その「飲酒運転防止コンセプトカー」のシステムだが、シフトノブおよびシートの肩口にセンサーを設置。シフトノブでは手のひらの汗、肩口のセンサーでは身体から発散される臭気からアルコールの有無を判断。飲酒の可能性があると判断した場合は、シフトをロックするなど走行不能とする。なお、シートのセンサーについては、運転席、助手席、後席にセンサーを設置。乗員の誰が飲酒の可能性があるのかを割り出すため、誤判断の可能性は低くなっている。

 このほか、ドライバーの表情とまぶたの動きなどをカメラでモニタリング。脇見や眠気を感じていると判断した場合は、シートベルトを締め上げて警報する。
 シートベルトの締め上げを実際に体験したが、ギュイーン、ギュイーン、ギュイーンと複数回にわたり締め上げられ、なかなか新鮮な感覚。意識がもうろうとしていた場合でもバッチリ覚醒という印象を受けた。

 「NAVI安全運転リマインダー」については2007年6月から搭載を開始。「アルコールインターロック」は2007年7月から栃木県、神奈川県、福岡県などの自治体と連携してモニター調査を開始。「飲酒運転防止コンセプトカー」の技術については発表されたばかりで今後に期待といったところだが、日産では「リマインド、警告のための技術は積極的に適用。強制停止など運転介入技術の適用は政府や自工会と協力して推進する」と意思を表明しており、実用化への期待が高まる。

posted by 飲酒運転インターロック at 00:00| アルコール・インターロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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